一定期間更新がないため広告を表示しています
伊吹山の唄
2007.01.12 Friday
故郷の岐阜市は、この時季になると伊吹降ろしに見舞われる。
伊吹降ろしというのは、岐阜県と滋賀県の県境にある伊吹山から降り注ぐ風のことだ。日本でも有数の豪雪の伊吹山からの冷えた風は、容赦なく岐阜県南部から名古屋までの濃尾平野を襲う。
どれだけ豪雪かというと、1927年に世界山岳気象観測史上1位になる11.82mという積雪を記録している。
濃尾平野は夏が暑いと同時に、冬も寒いことで有名だが、この伊吹降ろしに起因する。
伊吹山は、日本海側と太平洋側との境界にもあり、地理的にみると、日本海側からの風と雪を一身に受け止める位置にいる。
正式には「いぶきやま」と呼ぶが、場合によっては「いぶきさん」とも呼ぶ。それは「さん」という敬称を意味合いもあるように思う。とりわけ、老人がそう呼ぶ。
それだけ地元の人には親しまれた存在の山だ。
ふもとの関ヶ原は、この影響を強く受けるために、冬は雪に悩まされる。そのために、ここを通る東海道新幹線はいつも悩まされるのだ。
しかし、東京から大阪までの新幹線の旅路の中で、雪国を楽しむことが出来るエリアでだ。
東京から名古屋を経て現れる、銀世界には心を奪われる人も多いのではないだろうか。東海道新幹線上の、唯一の日本海側の気候なのだ。
しかし、剣先のような山の形状は畏怖する。
白化粧された冬は、その形状が強調され、寒さを運ぶために、あまり良い印象を持つ人はいない。
伊吹降ろしは、僕が高校生の時、自転車通学の障害になったくらいなので、むしろ恨むくらいだ。帰宅する時にちょうど伊吹山の方向になるので、風に抵抗しながら帰るのは困難であった。
見晴らしが良い場所からは強風を受けるので、危く道路に飛び出しそうになって車にひかれそうになったことも少なくない。あの剣先のような形状は、正に僕の命を奪おうとしているかのようにも感じた。
まるで、「ロード・オブ・ザ・リング」の「滅びの山」のような形状で、サウロンのような魔王が住んでいるかのようでもあった。
古代ではヤマトタケルが伊吹山の神を倒そうとして、彼の死を要因になったとい伝説まで存在する。
しかし、僕の感性は伊吹山が作りだしたかもしれない。様々な発想の起因になり、僕は様々な唄を作った。また、夕日につつまれた伊吹山を見て、自然美を知った。
- Posted by K.INABA
- at 00:42
- 日記・つぶやき
- comments(1)
- trackbacks(1)
京王線で踏切事故
2006.11.29 Wednesday
京王線電車と乗用車が衝突 先頭車両が脱線 けが人なし
2006年11月28日01時26分
ちょうど僕が住んでいる場所のすぐ近くだったので、驚きました。
この時、僕は事故が起きたすぐ隣の踏切にある、桜上水駅のドトールにいました。
事故の時はまったく気づきませんでした。
事故発生後30分後に店から出て、何だか周りの様子がおかしいことに気づきました。
まず踏切が閉じたまま開く気配がありません。
歩行者は当然かのように、警報を無視して遮断機をまたいで渡っています。
実はこの踏切はラッシュ時は開かずの踏切なのですが、さすがに普段は警報を無視する人はいません。
近くの人の会話を聞いたところ、近くで事故が起きたとかだったので、踏切はしばらく開かないとのこと。
待っていてもしょうがないので、僕も遮断機をまたいで踏切を渡りました。
すると、線路の上から事故現場が見えました。
遠くてよくは分かりませんでしたが、何だか照明がたくさん照らされていました。
しかし、踏切で足踏みしている間に24時を回り、日が変わってしまいました。
実はレンタルDVDを返却するために踏切を渡るつもりだったのですが、とんだロスでした。
わずか5分だけ遅かったために延滞金300円を2枚分を払うはめに…。
これも事故の損害金に入るのでしょうか。
事故は自動車が踏切に閉じ込められたところに下り列車が衝突しました。
警報が鳴っているとこに強引に自動車が入り、遮断機が降りて閉じ込められたために、運転手の40歳の女性が自動車を捨てたということ。
そのまま自動車を前進すれば、遮断機をくぐれるはずなのですが…。
パニックになって判断を誤ったのでしょうか。
まだ、遮断機を壊しても自動車で脱出した方が損害金は少なかったのでは。
怪我人がいなかったのが幸いでした。
まだ手前の下高井戸駅を出発したばかりの、各駅停車の電車だったのも良かったかも。
下高井戸駅は通過する電車が多いので、もし特急電車が衝突していたら、大変な事態になったかもしれません。
事故が起きた踏切は自動車1台がギリギリ通れる幅で、以前から危ないとは思っていました。
東京の中でも住宅密集地の中にあり、危険と隣合わせの地域です。
僕がいた桜上水駅の踏切でも、踏切の向こう側で渋滞して車がつまってしまい、線路上に車が溢れているところを、よく見ます。
並走する小田急線やJR中央線は高架が実現しているのに、京王線のみが地上のまま。
京王線でも、事故があった下高井戸ー桜上水間の前後は高架になっているのですが、
このエリアだけが地上なために常に危険と隣合わせなのです。
2006年11月28日01時26分
ちょうど僕が住んでいる場所のすぐ近くだったので、驚きました。
この時、僕は事故が起きたすぐ隣の踏切にある、桜上水駅のドトールにいました。
事故の時はまったく気づきませんでした。
事故発生後30分後に店から出て、何だか周りの様子がおかしいことに気づきました。
まず踏切が閉じたまま開く気配がありません。
歩行者は当然かのように、警報を無視して遮断機をまたいで渡っています。
実はこの踏切はラッシュ時は開かずの踏切なのですが、さすがに普段は警報を無視する人はいません。
近くの人の会話を聞いたところ、近くで事故が起きたとかだったので、踏切はしばらく開かないとのこと。
待っていてもしょうがないので、僕も遮断機をまたいで踏切を渡りました。
すると、線路の上から事故現場が見えました。
遠くてよくは分かりませんでしたが、何だか照明がたくさん照らされていました。
しかし、踏切で足踏みしている間に24時を回り、日が変わってしまいました。
実はレンタルDVDを返却するために踏切を渡るつもりだったのですが、とんだロスでした。
わずか5分だけ遅かったために延滞金300円を2枚分を払うはめに…。
これも事故の損害金に入るのでしょうか。
事故は自動車が踏切に閉じ込められたところに下り列車が衝突しました。
警報が鳴っているとこに強引に自動車が入り、遮断機が降りて閉じ込められたために、運転手の40歳の女性が自動車を捨てたということ。
そのまま自動車を前進すれば、遮断機をくぐれるはずなのですが…。
パニックになって判断を誤ったのでしょうか。
まだ、遮断機を壊しても自動車で脱出した方が損害金は少なかったのでは。
怪我人がいなかったのが幸いでした。
まだ手前の下高井戸駅を出発したばかりの、各駅停車の電車だったのも良かったかも。
下高井戸駅は通過する電車が多いので、もし特急電車が衝突していたら、大変な事態になったかもしれません。
事故が起きた踏切は自動車1台がギリギリ通れる幅で、以前から危ないとは思っていました。
東京の中でも住宅密集地の中にあり、危険と隣合わせの地域です。
僕がいた桜上水駅の踏切でも、踏切の向こう側で渋滞して車がつまってしまい、線路上に車が溢れているところを、よく見ます。
並走する小田急線やJR中央線は高架が実現しているのに、京王線のみが地上のまま。
京王線でも、事故があった下高井戸ー桜上水間の前後は高架になっているのですが、
このエリアだけが地上なために常に危険と隣合わせなのです。
- Posted by K.INABA
- at 22:47
- 日記・つぶやき
- comments(0)
- trackbacks(0)
- Calendar
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
- Latest entries
- 伊吹山の唄 (01/12)
- 明けましておめでとうございます (01/01)
- 京王線で踏切事故 (11/29)
- 台湾ラーメン (11/06)
- Categories
- 日記・つぶやき (23)
- 映画・ムービー (10)
- 美術展 (2)
- 文芸 (4)
- 写真集 (1)
- PHOTO -MIDNIGHT- (10)
- PHOTO -dry1- (3)
- PHOTO -ART- (11)
- PHOTO -LANDSCAPE- (10)
- PHOTO -LIGHT&SHADOW- (5)
- PHOTO -音楽ライブ- (2)
- PHOTO>演劇 (1)
- マスメディアワーク (9)
- 戦争系映画・ムービー (1)
- Archives
- April 2007 (1)
- March 2007 (1)
- February 2007 (1)
- January 2007 (3)
- December 2006 (1)
- November 2006 (3)
- October 2006 (4)
- September 2006 (7)
- August 2006 (1)
- July 2006 (2)
- June 2006 (2)
- May 2006 (2)
- April 2006 (10)
- March 2006 (5)
- February 2006 (4)
- January 2006 (9)
- December 2005 (6)
- November 2005 (6)
- October 2005 (6)
- September 2005 (18)
- Recent comment
- 「Tokyo SOCCER」
⇒ カナ (08/26) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 底辺ドカタ (09/30) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ チュパカブラ (07/03) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 脇コキって言うねんな(爆笑) (01/17) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ セックヌは戦いなんですぅwww (07/06) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 一人エッチ (07/03) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ スローセックス (07/02) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 素人 (06/24) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 家出 (06/22) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 救援部 (06/19)
- 「Tokyo SOCCER」
- Recent trackback
- 「Tokyo SOCCER」
⇒ ガリガリ (02/18) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 国際派 (02/11) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 大岩井 (02/05) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ キングダム (01/31) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ 海のくまさん (01/23) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ ドライブ好き (01/13) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ チリチリ (01/08) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ まさーしー (12/31) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ ヒゲメタボ (12/25) - 「Tokyo SOCCER」
⇒ ディック橋本 (12/24)
- 「Tokyo SOCCER」
- Profile
- Advertisements
| 1/6PAGES | >>