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CYBEAT





愛用しているG-SHOCKを電池&バンド交換のためにメーカーに行ってしまったために、その代替時計にCYBEATを買ってみた。

ヨドバシカメラで1000円という値段だったものの、なかなかの性能。
仕事柄、ハードな環境が多いけど、これなら使えるかも

横浜トリエンナーレ2005に行ってみた





横浜トリエンナーレは2001年に続いての2回目の開催となる。
今回は場所を移して山下公園に隣接する倉庫群の中で行われた。
テーマは「アートサーカス(日常からの跳躍)」。
コンテンポラリー・アートが世界中から一同に集まった。
コンテンポラリー・アートは仮設展示が多く、また、音や匂い、感触、味までを表現した作品もあるので、実際に足を運んで鑑賞しないことには、その真価は分からない。
広い会場には、空間を活かした様々な作品が混在していた。
作品か何だか分からず、一度、大真面目にとあるオブジェクトを眺めてしたら、実はストーブだった。

しかし、コンテンポラリー・アートも行き着くとこまで、行ってしまったのか、それほど個性を感じる作品はなかった。
前回の巨大バッタのような、インパクトのある作品もなかった。
何だか、美術大の学園祭を大規模にしただけのような印象だった。
たしかに、学生の作品よりは完成度も高いし、費用もかかっているだろうが、それだけの感じ。

僕がおもろしろいと感じたのが「KOSUGE1-16+アトリエ・ワン+ヨココム」の作品だろうか。
等身大のサッカー盤ゲームだ。
アートなのかは不明ではあるが、たしかにこういったイベントでもないと出品されない作品だ。
横浜トリエンナーレが終わっても、どっかのサッカーイベントで展示するとおもしろそう。
日産スタジアムに置いてみるとか。
でも、巨大すぎるから難しいか。

横浜トリエンナーレ2005
http://www.yokohama2005.jp/

ガンダム展に行ってきた





上野の森美術館で開催中のガンダム展に足を運んだ。
この展覧会の趣旨は、アニメのイベントではなく、
あくまでガンダムをテーマとしたコンテンポラリー・アートの展覧会だ。
ガンダムファンも、コンテンポラリー・アートファンの人も楽しむことができる。

ガンダムのおもしろさは、その曖昧さにあるかもしれない。
はっきりしないガンダムの定義は、人それぞれだ。
それが30年近い人気を保ちつづけた秘密ともいえるのだ。
その、人それぞれのガンダムを表現したのがこの展覧会ともいえる。
今回の参加アーティストのほとんどは、最初の放映当時は、少年だった。
それがやがて大人となり、一流アーティストとなった。
彼らに総じて言えることは、これまでの作品にガンダムが何かしらの影響を与えているということ。

ガンダムが当時、目新しかったのはロボットアニメとしては初の人と人との戦争を描いた点だった。
それまでロボットアニメは、怪獣だったり宇宙人が敵だった。
その目新しさは、少年だった当事のアーティストにとっては斬新だったに違いない。

作品は、平面から立体まで様々。
その中でも、やはり僕にとっては写真が気になった。



一番印象的だったのは小谷元彦の作品。
会場入り口を入ってすぐに会える。
写真をもとに合成したグラフィックであるが、荒野の中に、山積みになっているジオン兵の死体とドクロがグロテクス。
相反して、中央に連邦軍の女性兵が腰掛けて不適な笑みを見せている、いるという構成だ。
けっこう完成度が高い作品で、内容もおもしろい。
ポスターがすでに売り切れていたほどの人気だった。



あと、事前に注目していたのは常盤響。
グラビアアイドルの写真で活躍しているフォトグラファーだ。
作品は、普通の女の子が部屋の中で立っているだけの写真。
しかし、その部屋の中に飾ってあるレコードのジャケットにアッガイが描かれている。
特にガンダムの内容にリンクするものはないが、
ガンダム文化が生活に浸透していることが伝わる写真だった。
そして、安村崇。
作品そのものは、ガンダムらしさは何もない風景写真。
言われれば、ガンダムのテーマに繋がるものがあるけど、これは、かなりごじつけだったような…?
しかし、ひとことにガンダムをテーマにした写真といっても、様々な内容があるものだ。
他にも、書道やら何やら、色々です。


かく言う、古くからのガンダムファンの僕にとっては楽しめた美術展であった。
会場で借してもらえる音声案内も趣向があっておもろしろかった。
というのも、アムロやシャアの声優である古谷徹や池田秀一が登場し、
まるでアムロやシャアに案内されている気分だ。
僕はいつも展覧会では音声案内は借りない。
自分なりに楽しみたいからだ。
しかし、この音声案内は500円するが、利用してみる価値はある。

12/25まで開催してます。
次回はぜひ、Ζガンダム展を期待したい。

ガンダム展公式サイト
http://www.gundam-exhibition.jp/

回帰にあるガンダム文化

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 1
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 1

前作のSEEDがガンダムのリメイクだったような作りに対し、このDESTINYはZのリメイクであろう。
新しい主人公であるシン・アスカと、前作では中心キャラであったアスランやシンが交錯するところはZのカミーユとシャア、アムロの関係そのもの。
SEEDシリーズは旧ガンダムの内容をなぞらえながら、新しい試みが多いことから、僕のような旧作からのファンから、まったく新しいファンまでを獲得している。

しかし、∀ガンダム以降、最近のガンダムは回帰の傾向にある。∀ガンダムでは、なつかしのMSが多く登場し、これまでの宇宙世紀の歴史を振り返るものだった。これでガンダムは完結したかに思えた。その後に登場したSEEDもファーストガンダムのリメイクともいえる内容だった。今年からはZガンダムの映画さえ公開されている。プラモデルを見れば、回帰の傾向は顕著で、今だにガンダムやザクのプラモデルが次々と作られ、食玩にいたっては、数え切れないほどのガンダムが再現されている。

DESTINYはさらに顕著で、ザフトにザクやらグフ、ドムまでもが登場する。グフを操縦するハイネが「ザクとは違うのだ、ザクとは!」とランバル・ラルの名言を、そのまま叫ぶ始末。しかし、なつかしいMSが登場するたびに、何だかドキドキしてしまう僕の本心も事実。というか、旧作のMSを出すだけで、反響が期待できるのなら使わざるをえない。まったくの新しいオリジナルMSよりも人気があるのだから。

そう。この後、どれだけかっこ良いMSが登場しても、ザクの魅力には勝てないのである。

ガンダムにしてもそう。主人公MSであるインパルスガンダムはコアススプレンダーを搭載した、コアファイター式のファーストガンダムと同じタイプなのだ。同じコアファイター式であるZZガンダムやVガンダムとも違う、ファーストガンダムと同じなのだ。しかし、DESTINY劇中でそのシステムがあまり活かされなかったのが残念。